企業主導型保育園ってぶっちゃけ儲かるの?

こんにちは、企業主導型保育事業専門行政書士の橋本光平です。

今回は趣向を変えて制度面から少し脱線した内容について書いていきます。

タイトルにもある通り、ズバリ!


「保育園って建てたら儲かりますのん?」


についてです。


というのも保育のコンサルタントを生業としてる業者さんがホームページ内でこれに近いワードを使って集客しているのをたまたま見てしまったので「これは記事にしないと!!」と思った次第であります(笑)

結果だけ言ってしまうと

企業主導型保育園は儲かりません!


というよりそもそも企業主導型保育事業は公益事業に近い性質(主な収入が助成金のため)のため、儲かるという概念がないのです。

もちろん年間通じて保育園を運営していくなかで決算時に利益が出ることもあるはずです。
しかしその場合基本的に利益が出た額と同額を積立金として独立した口座にて管理しなければなりません。

つまり例え儲かったとしてもそのお金は別の事業のためには基本的に使えないのです。
(ここで2回も「基本的に」という表現を使ったということは「例外的要素がある」ためなんですが文字で説明するには結構ややこしい部分なので割愛させていただきます)

生後間もない小さなお子さんを預かるということはなにかとトラブルが起こる可能性も高いです。
そして万が一現場で何かトラブルがあったときには最終的に責任をとらなければならない立場になるわけです。

保育園を運営するということは生半可な気持ちではできず「相当な覚悟」がないとできないのです。

こんなことを書いていると事業者になるなと言ってるみたいですが今回の記事は決してそういうつもりで書いたわけではありません。

上記のようなリスクを負ってでもお金のためではなく、働く従業員のため、地域の待機児童(社会)のために保育園を作りたいという事業者さんこそ企業主導型保育をやってほしいなと切実に思っているのです。

そんな事業者さんに1人でも多くこのブログが届けば書いているこちらとしてもうれしい所存です。


さらにこのブログを見てくださった事業者さんと一緒に保育園運営のサポートができたらいいなーとも考えています(^^)


今回もブログを読んでくださりありがとうございました。

はしもと行政書士事務所

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